Episode

祖師谷昇進会(ULSHO)

街路灯建替え計画

第1章
「事業計画」

平成21年11月19日、「第5回東京商店街グランプリ」の活性化事業部門にて、祖師谷みなみ商店街振興組合のLED街路灯建替え事業が、優秀賞に選ばれた事に敬意を表する。
なぜならば、我が祖師谷昇進会商店街振興組合の街路灯建替え事業は、祖師谷みなみ商店街(振)の成功の賜物であるからだ。

祖師谷昇進会商店街(振)の街路灯は、老朽化の為に、何度も建替え計画はあったものの、実現に至らなかったが、「平成21年度東京都特定施策推進型商店街事業」の助成を受け、「祖師谷昇進会商店街街路灯建替え事業」がスタートした。


第2章
「ウルトラマン型街路灯」

「我々は、ウルトラマン商店街である!」したがって、祖師谷昇進会商店街振興組合と祖師谷商店街振興組合と祖師谷みなみ商店街振興組合の3商店街は、統一された「ウルトラな環境整備」を進めて行く事を目指し交流を重ねていた為、祖師谷みなみ商店街(振)で好評な、LED照明の「ウルトラマン型街路灯」を改良して、祖師谷昇進会商店街(振)の街路灯として使わせていただく事になった。

しかし、祖師谷みなみ商店街(振)では、他にも「バルタン星人型」のシンボル街路灯が、8基(ジャンクション4ヶ所)あるように、祖師谷昇進会商店街(振)にも、何かウルトラなオリジナル街路灯が欲しいという事で、商店街でアイデアを出し合い、一つの結論を出した。


第3章
「ウルトラセブン型街路灯」

平成21年6月、街路灯建設委員会で、フィギアの頭部をカッターで切り抜いて自作した模型を披露し、「ウルトラマン型街路灯を改造し、頭頂部にはアイスラッガー、照明器具にはウルトラアイを着眼、額部分にはグリーンのビームランプ、支柱には甲冑をイメージした装飾が施されたウルトラセブン型街路灯を作ろう!」と熱い商店街の総意を、設計士に依頼した。
遂に、昇進会オリジナルシンボル街路灯は、「ウルトラセブン型」と決定された。


第4章
「監修」

ウルトラマン商店街は、ウルトラマンの製作を手掛ける「㈱円谷プロダクション」の全面協力を得ている。今回の街路灯についても、㈱円谷プロには、企画段階から計画の相談に乗ってもらい、厳しい監修をして頂いている。

ウルトラマン商店街にある全てのウルトラな立体造形物は、「©円谷プロ」なのだ!


第5章
「ULTRA NORTH STREET」

祖師谷昇進会商店街(振)のエリアである「祖師谷まちづくりセンターから、塚戸十字路」までは、「ULTRA NORTH STREET」と名付けられ、ウルトラマン型街路灯が48基、昇進会オリジナルシンボル街路灯であるウルトラセブン型街路灯が7基(くるりんバス停留所の4ヶ所+他3ヶ所)建柱されている。

祖師谷みなみ商店街(振)同様、街路灯支柱には、ウルトラギャラリー情報盤と呼ばれるカラータイマー型のレンズを覗くと、昭和のウルトラマンシリーズの「写真」が、それぞれ納められている。

祖師谷まちづくりセンターから塚戸十字路に向かって、シリーズが順に古くなって行き、「旧円谷プロ砧社屋」の写真で終わる。そして、空を見上げると、塚戸十字路のアーチのウルトラマンが、現在、円谷プロの本社ビルのある八幡山(現在は渋谷に移転)に向かって飛び立って、ウルトラマン商店街とを一つに繋ぐストーリーで展開している。

また、塚戸小学校、塚戸幼稚園、塚戸公園の所にある街路灯の「銀十字軍隊長 ウルトラの母」の写真が、子どもたちの安全な登校を優しく見つめ、祖師谷二丁目地域安全センターの前の「宇宙警備隊大隊長 ウルトラの父」の写真が、犯罪のない安全な商店街を見守っている等、他にも色々仕掛けが用意されているので、探険してストーリーを体験して欲しい。


最終章
「ウルトラの光」

今回のLED照明(ウルトラの光)は、従来の電球に比べ、大幅な省エネ・CO2削減を可能にするという。ウルトラマン商店街が取り組んでいる「ウルトラなまちづくり事業」は、地球温暖化対策にまで至ったという事になるだろう。